人材会社アデコが聞いた、人生100年時代

こんにちは。

株式会社グローバルプランニングの井川です。

 

「人生100年時代」みなさんも最近よく耳にするのではないでしょうか？

書店にも「人生100年時代」に関する本がたくさん並んでいるのをよく目にします。

 

医療の進化などにより、「人生100年時代」が今後訪れるといわれている、今。

人材会社アデコが社会人に意見を聞いた記事を見つました。

 

そこには、引退の時期について「年齢を問わず、元気な限り働きたい」と答えた人が最多だったと書かれています。

 

（参考：ITmedia

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1809/27/news129.html）

 

そこで、「人生100年時代」を迎えるにあたって、特に不安に感じている点は「（仕事に必要な知識の）学び直しや生活費などにかかるお金」だそうです。

確かに、会社員の平均年収は最近少し上がりましたが、20年前に比べると、約50万円も下がっています。

年収が上がるか分からないこの先の将来に対して、お金の不安があるのは当然だと感じます。

 

（参考：年収ラボ

https://nensyu-labo.com/heikin_suii.htm）

 

ただ、仕事に必要な知識を学び直して自分の能力を高めることは、不安ではなく、楽しいことではないかと私は思います。

 

しかし、不安な要素だけが浮き彫りになっているのは、

この記事にも書かれている、定年後の再就職、副業、兼業といったセカンドキャリアについて、「明確なビジョンを持っていない」と答えた人が、72.8％もいることが原因ではないかと思います。

 

定年後の自分の行き先や、ゴールが明確であれば、そこに必要なことにお金を投資することは苦に感じないのでは、

ゴールが不明確で、どこに向かっているのか分らないからこそ、

何にお金を投資していいの分からず、不安だけが浮彫になっているのではと感じます。

 

この記事からも、既に明確なビジョンを持っている人は、長く働くために「情報収集」や「現在のスキルレベルを上げる」「人脈作り」などの準備を行っていると書かれています。

 

まずは自分にとってどんな状態が幸せなのか？を明確にすることが、

この先の「人生100年時代」を楽しく過ごすキーになってくると思います。

 

ビジョンが明確になり、今できることがあるのであれば、

その方向に向かって努力することでさらにこの先の人生が楽しい道のりになると思います。

 

会社のキャリア形成に合わせた自分のプランではなく、自分の人生キャリアプランを形成していくことが大切だと、

今回の記事を読み感じました。