敵をつくらない工夫
こんにちは。
株式会社グローバルプランニングの井川です。
今回も引き続き、『「あの人についていきたい」といわれる 一生使える「女性リーダー」の教科書 』をご紹介させていただきます。
私の中でもうひとつ、これから大切にしていきたい考え方がありましたので、ご紹介させていただきます。
それは、「優秀なリーダーは「敵」をつくらない工夫をしている」ということです。
その工夫とは、「相手に合わせて言葉を選ぶ」ということ。
それに対して、特に著書の中に書かれていたことは、
「男性に対して、女性の感性を「押し売り」していないか、
男性は、女性の感性を全面に出されることに抵抗を感じる」そうです。
男性の自尊心を傷つけていないか、
自分の考えを正当化して、目の前の人に押し付けていないか、
ちゃんと相手が受け取りやすい言葉で話していたのか、
私自身のコミュニケーションの取り方を振り返るきっかけになりました。
相手の意見に対して、否定から入るのではなく、まずは肯定することによって、
この人は自分のことをわかってくれる、そう相手を安心させることが大切だと思いました。
自分の意見はそのあとに、ちゃんと伝える。
意見を相手に合わせるのではなく、相手の意見も受け入れながら、
自分の思いも相手に知ってもらう。
それによって、お互いの選択肢が増えるような会話ができるようになるし、
たとえ意見が食い違ったとしても、「敵」になることはないと思います。
今回の本は、女性ならではのマネジメント法のヒントが散りばめられている必読バイブルです。
すぐに実践できるものばかりが書かれていて、
自分は何ができていて、何ができていないのか、今の自分の位置を確認してみるのもいいと思います。
女性としてリーダーシップを張っていきたい方、コミュニケーションを円滑に取っていきたい方におすすめです。
(引用元:『「あの人についていきたい」といわれる 一生使える「女性リーダー」の教科書 』著:山本幸美)