結論から考える
こんにちは。
株式会社グローバルプランニングの井川です。
今回は「地頭力を鍛える」をご紹介させていただきます。
書籍でも出ていますが、漫画でもわかりやすく紹介されています。
漫画だと堅いイメージのビジネス本でも手に取りやすいように感じます。
情報が入手しやすくなり、AIが発達していく社会で、私達が今後必要とされる能力は
【自分の頭で考える力】つまり【地頭力】となってきます。
この本を読み進めていくと、私の発想は主人公の発想に近いと感じました。
完璧主義のため、すべての物事に正解を求めてしまうところです。
本の中で、
【ビジネスの場面では、まず完成度が低くても、限られた時間と情報で仕上げてみることが大切】とあります。
完璧主義の場合は、中途半端なまま提案することに対してとても抵抗があります。
しかし、完璧にしてからと思うと期限が来てしまい、もう少しできたのでは?と
思ってしまうところがあります。
完璧主義の人の場合は、"答え"ではなくまず"とりあえずの答え"を出すことが必要で、
そのためのコツが2つ紹介されています。
「時間も情報もない中で依頼された時は、その場でとにかくわかっていることを形にしてみること」
「答えを出そうとせずに、質問をたくさん出すこと」
です。
ここから仮設を出して、その仮説を何回も繰り返すことで結論から考えることのできる
【地頭力】を身につけることができます。
仕事には正確さだけではなく、反応の速さも必要となってきます。
私もまずは仮説を立てて、検討を繰り返す癖をつけて、
より仕事のできるビジネスパーソンに近づきたいと思います。
この本は柔軟な考えをつけたいという方におすすめです。
(引用元:『地頭力を鍛える』著:細谷 功)