日本の今後の具体的な方向性
こんばんは。
株式会社グローバルプランニングの井川です。
「日本再興戦略」最後の紹介になります。
今まで過去・現在を見てきましたが、それらを踏まえ
今後の日本がどうなっていくかの考察が第5章~7章でされています。
政治や教育、仕事やコミュニティなど社会的な面から、
今後の日本の具体的な方向性が描かれています。
今までと違った視点が多く書かれており、
改めて日本が転換期であることに知りました。
中でも、特に大きな差は教育についてであると感じました。
幼稚園には行かなくてもよい、小学校でするべきことなど今までの日本とは全く異なっており、
根本的な変化が必要であるのだと分かりました。
「ポジションをとれ。批評家になるな。フェアに向き合え。
手を動かせ。金を稼げ。画一的な基準を持つな。
複雑なものや時間をかけないと成しえないことに自分なりの価値を見出して愛でろ。
あらゆることにトキメキながら、あらゆるものに絶望して期待せずに生きろ。
明日と明後日で考える基準を変え続けろ」
という、最後のメッセージに著者の言いたいことが詰まっていると感じました。
自分に直接言われているかのような内容に、自分のいずまいを正された気持ちになりました。
日本の今後・将来について考える上で、全ての人におススメしたい1冊であると思いました。