本当の愛情とは

こんばんは、

株式会社グローバルプランニングの井川です。

 

引き続き「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ！」について書いて行きます。

「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ！」を読む中で最も印象に残ったシーンがあります。

 

それは、仕事に挫けて実家に帰ってきた主人公を、母親が突き返すシーンです。

 

本心では、母親は一目でわかるほどに成長した主人公を暖かく迎え入れたい気持ちでいっぱいでした。

ですがそのような行動を起こした理由は師匠からの言葉にあります。

 

「今、文昭くんを抱きしめたら、人生には逃げ場があると思ってしまいます。」

「ただ抱きしめることが愛情でしょうか？お母さん、本当の愛情とは一体なんでしょうか？」

 

ズシンと響く言葉です。

私はまだ親ではないので実感は湧きませんが、これは親子だけに言えることではないと思いました。

 

優しい言葉をかけることも、手を差し伸べることも簡単にできます。

ただそれは、その人のためにしている事なのか、

その人のためになる、しかし厳しくもある事をする自分が嫌でしている事なのか。

 

大切な人、嫌われたくない人なほど前者でありたいと思います。

自分の恐怖ではなく、目の前にいる人への思いやりを優先する

少しの勇気をもてる人間になっていきたいと感じました。

 

 

引用：お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ！

　著：中村 文昭