挫折とは
こんにちは。
株式会社グローバルプランニングの井川です。
突然ですが、「挫折」という言葉、みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
挫折をしたくない、挫折しないように・・・と、
この本に出会うまでは、ネガティブな印象を私は持っていました。
「挫折」という言葉を辞書で引くと、
「(計画や経営などが)途中でくじけ折れること」(広辞苑)
と書かれています。
このネガティブな印象を変えてくれた一冊が、「挫折を愛する」です。
私にとって、本の著者:松岡修造さんは、「熱意」「気合」のイメージがあります。
ただ、もともとポジティブだったわけではなく、
むしろ人と比べてかなり消極的で弱い人間だと、書かれています。
現役時代には、「決断力のなさがテニスに出ている」とコーチに指摘され悩んでいたことや
怪我が続いたときには、「なぜ自分ばかりがこんな目に合うんだ」と、自分の運命を疑ったり・・・
ただ、こうした失敗経験や落ち込み経験があったからこそ、
自分という人間を知るきっかけになり、心を強くする原動力になったそうです。
起きた状況をどう捉えてきたのか、
その考え方を学べたことが私にとって「挫折」の言葉のイメージそのものを変えてくれました。
印象に残った考え方を次回紹介させていただきます。
(引用元:『挫折を愛する』著:松岡修造)